ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ベンリアック ザ・オリジナルテン


ベンリアック ザ・オリジナルテン
熟成年数10年 43%
2021年6月購入
評価 ★★★★


●開栓時
香りは枯れ草、ほんのりオークとバニラ。口に含むとアルコールの刺激が少しありつつ、オレンジと蜂蜜。少しだけピートが効いてるのかな。あと若さを感じる。新ボトルは初めて買った。大昔に飲んだ記憶ではもっと樽が効いていた気がするのだが。
正直なところ、美味いって言う感じではない。飲めないほど不味くもないけど。


●以下飲み終わるまで
ハチミツと麦、花と少しオレンジ。アルコールの刺激も少し。開けたてより格段に香りが良くなった。枯れ草みたいな香りだったのに。ただ少し若さを感じる。
ちょっとディーンストン12年に似てるかも。あれよりちょっと若いというか刺激が強い。

バニラとオーク、ミント、シロップの甘さ、麦。ちょっと若いけどなかなか良い。後味にほんの少しだけ(たぶん)ピート。

リンゴとオーク、麦。開けたてよりフルーティさが際立つ。これは結構いいのでは。でもやっぱり若いのか刺激はあるな。

ハチミツとオークとリンゴ、ちょっと柑橘。若さもけっこうある。でもこの値段ならまあいい方じゃないかな。バニラ風味も出てきた。

残り2割ぐらいになってバニラ感が強くなってきた。ただ相変わらず味にも香りにも若さを感じる。バーボン樽メインっぽくて好きな方向性なんだけど、もう少し熟成感があればなー。

空いた。ハチミツと柑橘、少しリンゴ、あとほんのり花のような香りも。でもちょっと若さがある。後味に香ばしさ。


ボトルが新しくなったベンリアックの10年。開けたては苦手な枯れ草の香りが強くてどうしようかと思ったが、飲み進めるうちに収まって飲みやすくなった。バーボン樽メインっぽい風味とほんの少し(本当に微かに)感じるピートが特徴。フルーティさもあって悪くないが、やや若さを感じたのが気になった。
昔飲んだ記憶は残っていないので新ボトルだからどう変わった、という評価はできません。