ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ウッドフォードリザーブダブルオークド

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ウッドフォードリザーブダブルオークド
年数表記なし 43.2%
2021年5月購入
評価★★★★★


●開栓時
香りはポップコーン、アセトンとメイプルシロップ。口に含むとアセトンっぽさからの甘酸っぱさ、ほんのりメイプルシロップ、あとは結構苦みというか渋み。後味は強めのメイプルシロップ。これはなかなか。無印よりビター。
チョコレートや黒蜜、ゴマのような香りも感じる。お菓子を食べているようだ。
ところでチャーした新樽であれば詰め替えてもバーボンって名乗れるってことみたいですね。スコットランドに送る樽を量産してるのかなー。
ダブルオークドってdouble oakedなんだから、カタカナで書くならダブルオークトじゃね?


●以下飲み終わるまで
メイプルシロップと少しアセトン(溶剤)、あと鼻から息を吐くとバターっぽさ。やはりけっこうビター。今日は少しアルコールの刺激を感じるが、体調のせいかもしれない。疲れた。

樽の強さが心地よい。あと甘酸っぱいベリーの香り。写真は面倒なので割愛。

焦げた樽とメイプルシロップの香り。口に含むとメイプルシロップとバター、バナナ、甘酸っぱさ、ナッツ。後味は甘酸っぱさと少し粉っぽさ。これでもかというほどの樽風味だが、香りが多彩でくどさは感じない。

甘酸っぱいベリー、キャラメルとナッツの香ばしさ、メイプルシロップの甘さ、ポップコーンも少し。賑やかな味だ。

甘酸っぱいサクランボかブラックベリー、バターとメイプルシロップ、少しだけチョコレート。バーボン!樽!以上!みたいな。うまい。

甘酸っぱいベリー、メイプルシロップ、焦げた木、バナナ、カラメル。今日はバナナ感が特徴的。無印の方がいいなと思っていたが突如として化けた。これはいいかも。
後味にナッツのような香ばしさもある。

甘酸っぱさとメイプルシロップと焦げた木。後味に少し渋味。無印より甘さが重い。あと焦げた香りが少し強いかも。
バター感も強い。かなりいい。

甘酸っぱさとメイプルシロップ、後味に渋味。もうすぐなくなるが、ここへ来て渋みが強くなった気がする。でもうまい。

あと一杯でなくなるな。無印も好きだがこちらも樽が濃くてよろしい。甘酸っぱい香りも良い。

最後の一杯。香ばしく甘さも強い。メイプルシロップ様の香りと甘酸っぱいベリー、後味は焦げた木と少しの渋味。これは非常に良かった。


いったん新樽で熟成させたバーボンを、再度新しい樽に移し替えて熟成させたもの。バーボンの新樽フィニッシュってところか。
味はノーマルのウッドフォードリザーブと同様のベリーっぽい甘酸っぱさと甘さが強いのだが、甘さが重いというか濃いというかちょっと質が違う。あと後味の渋みが若干強め。濃いめのバーボンが好きな人なら気にいると思う。