グレンリベット15年
15年熟成 40%
2020年9月購入
評価 ★★★★
●開栓時
香りはオークとほんのりブドウのような甘酸っぱさ。口に含むと甘酸っぱさが強い。ブドウとリンゴ、あとオーク。後味は爽やかな酸味とほんの少し樽の渋味。シェリー樽とバーボン樽の両方の特徴を感じる。これはいいかも。
後味に程よいスパイシーさがある。あとやっぱりブドウ。アルコール感なし。というか15年って飲んだことはあるはずなんだが味を覚えていないぐらい昔のことなので、実質初めて飲む感じ。18年より好きかも。
オフィシャルのスタンダードクラスでもいいものはいい。高いやつだけじゃなくてこういうのも積極的に探していきたい。
●以下飲み終わるまで
香りは生の木、甘酸っぱさ、麦、オーク。口に含むとオーク、バニラ、ブドウ。後味は甘酸っぱさとオーク、さらに渋味が続く。おいしい。
生の木、すっぱいブドウ、オーク。口に含むとオークと甘酸っぱさ、バニラと少しスパイス。開けたてとあまり変わった感じはないな。なかなか良い。
香りは甘酸っぱさが強い。あとオークと少しだけスパイス。味も甘酸っぱさが中心だけど後味にスパイスとバニラ感。少し酸味が強いなあ。
甘酸っぱさとオークとバニラ。後味も酸っぱい。酸っぱすぎるのは苦手。もう少し甘みが強ければいいのに。これ、ハイボールにしたら美味いかな。
ハイボールにしてみた。ストレートよりさらに酸味が強調されるな。でもバターというかクリームのような風味も出て悪くない。樽がもう少し効いていたらバランスがよかったのかもしれない。
グレンリベットのレギュラーラインナップより15年。開けた時はシェリー樽由来の甘酸っぱさと樽の風味が相まって好印象だった。しかし飲み進めると酸味を強く感じるようになり、ややバランスが悪く感じた。あくまで好みの問題なので好きな人は好きだと思う。
個人的には12年の方がバーボン樽の影響が強くて好き。最近飲んでないけど。(本当は昔のナデューラ16年が飲みたい。)