ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

アベラワー12年

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アベラワー12年
12年熟成 40%
2022年2月購入
評価 ★★★★


●開栓時
香りはリンゴとハチミツ、ほんのりオーク 。口に含むとやはりリンゴとハチミツ、ブドウとほんの少しメイプルシロップ。これは好き。シェリー樽とバーボン樽。
12年はたぶん初めて飲む。美味しいけどあんまり特徴がないかも。アベラワーの特徴ってどんなんだっけ。


●以下飲み終わるまで
昨日開けたアベラワーを今日も飲んでみる。今日は酸味が強め。少しメイプルシロップとチョコレート。甘味はほんのり。後味にブドウっぽさ。なんというか、この値段でこれならだいぶ良いんだけど樽の味が主体で蒸留所の特徴がわからん。クセは全くない。

レーズンの酸味とチョコ、オークとほんの少しだけバニラ、蜂蜜の甘さ。好きなタイプ。もう少し熟成感があるとさらに良さそう。

なぜか今日は紫蘇!なんで?そのあといつものオークとシェリー樽っぽいブドウの酸味もくるんだけどさ。なんだよこの紫蘇風味。前にウエストランドを飲んだ時も同じような風味を感じたなあ。
しばらく飲むと紫蘇は感じなくなり、いつものシェリー樽感が主体になった。やっぱり1杯目の影響だったのかね。

甘酸っぱさとメイプルシロップ。少し若さを感じないでもないが、なかなか良い。後味に少しチョコレート。

いつもよりレーズンを強く感じる。これ好きだなあ。昔も飲んだことがあると思うんだけど、こんなに美味かった記憶はないんだよなあ。

酸味のあるレーズンと少しオーク、あと今日は渋味も感じる。複雑さはないけど好きなタイプではある。

リンゴとちょっと酸味があるブドウ。あと少しハチミツ?もう少し熟成が長めのやつも買おう。昔飲んだ時と印象がだいぶ違う。

空いた。シェリー樽とバーボン樽のいいとこどりという感じでとても好み。昔はもっとシェリーが主張してたような気がするけど、時代の流れですかねぇ。少し若さを感じる部分もあったので次は16年か18年を飲もうと思う。


かなり久しぶりのアベラワー。基本的にこの手のシェリー樽とバーボン樽のヴァッティングって好みなので評価も甘め。両方の特徴がわかりやすく感じられてよかった。客観的にみると少し若さが感じられるのでそこがマイナスポイントになるかもしれない。
記憶ではもっとシェリシェリーしてたような気がするんだけど、時代が変わったのかはたまた自分の記憶が怪しいのか。