ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ウィレットライ4年

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ウィレットライ4年
4年熟成 55.2%
2020年3月購入
評価 ★★★★★★


●開栓時
香りはオークとニス、口に含むと蜜の甘さと強いオーク、少し粉っぽさ、ナツメグ、シナモン。味が濃い!派手!うまい!こういう分かりやすくうまいのは大好きだ。ライウイスキーって初めて飲んだけど超うまい。
ライはスパイシーだという話は聞いたことがあるのだが、スコッチでよくあるクローブっぽい香りではなく、ナツメグとかあっちのほう。あとシナモン。他のを飲んだことがないのでこれがライ全般に当てはまるのかウィレットの特徴なのかは不明。


●以下飲み終わるまで
55.2%とは思えない飲みやすさ。香りは乾いたオークと微かにベリー、メイプルシロップ。味はクセのある甘さ、ハーブ、あと渋味。開けたときに感じたスパイスはあまり感じない。このハーブっぽさがライ麦由来なのかな?
よくバーボンにあるアセトンっぽい香りまではいかないけど似た系統のハーブっぽい香り。これと渋味がアクセントになっていて飽きない。なかなか良い。 #TWLC

香りはオークとアセトン、ちょっとハーブ。口に含むと蜜の甘さと強めのハーブ、粉っぽさもある。度数は高いがアルコールのキツさはない。非常にうまい。
微妙に甘酸っぱさもでてきた。強めのハーブと相まって後を引く。香りの要素がそれぞれ強くてバランスは取りづらいはずなのだが、なぜかうまい。どうなってんのこれ。
こんなの7千円かそこらで売ったらダメなんじゃないか。適正価格は倍ぐらいじゃないの?でも4年だし、こんなもんなのか。
まだこんなうまいものがあるとは。ウイスキー、奥が深すぎる。3年のやつだとまたちょっと違うのかな。でもこれ、熟成年数の問題じゃないような。マッシュビルか蒸留か、その辺りにマジックがある気がする。

香りはオークとニス、味は薄めのメイプルシロップと強いハーブ、粉っぽさと微かにリンゴ?リンゴは今まで感じたことなかったな。うまい。

今日は強烈な甘さを感じる。シロップのような甘さとハーブ、後味はドライというか渋味がありつつ、メイプルシロップの香り。

メイプルシロップとハーブ。口に含んだときはけっこう甘いんだけど、だんだんドライさが際立ってくる。これは本当にうまい。買ってよかった。しかし4年でこの味って、ライは熟成が早いのか?

オークとハーブの香り。甘味もあるが後味はかなりドライ。度数が高くて全体的にくっきりはっきりした味。ガツンとくる。うまい。

これは本当に買ってよかった。ハーブと蜜の甘さ、オークと後味に少し渋味。もうすぐなくなっちゃう。

もう少しで空く。終盤はドライさが強くなってきた気がする。

空いた。甘く、ハーブというかスパイスの香りがあり、度数が高くて飲みごたえもある。後味はドライというかちょっと渋味があって飽きない。これは本当に美味しかった。


ウィレットのライウイスキー。あまり生産量が多くないのか(日本に入ってこないだけかもしれないが)、売っているのをなかなか見かけない。ライウイスキーは初めて買ったので他との比較は難しいが、非常によくできたウイスキーでとてもおいしい。オークとハーブのような香りが強く、後味はけっこうドライで渋味がある。度数が高いこともあり飲みごたえ十分。樽の強さはバーボンと通じるものがあるが、ハーブ様の香りの主張はこのボトルの個性だと思う。かなりオススメ。