アードベッグ ウーガダール
年数表記なし 54.2%
2020年1月購入
評価 ★★★★
●開栓時
香りはクレオソートと生の木、麦。味は麦と蜜、少し塩気。アルコールのパンチも効いてる。
煙臭いピートと金属のような味、そして後味に爽やかな果物。その中ではウーガダールはけっこうマイルド。アンオーの次ぐらいかな。レギュラーラインナップで一番パンチが効いているのは間違いなくコリーヴレッカン。
●以下飲み終わるまで
やっぱりこれ、マイルドだよね。アルコール度数は高めなんだけど。ピートと麦と、生の木。あとやっぱり梨みたいな香り。シェリー樽っぽいレーズン感は全く感じない。
香りはクレオソートとリンゴ、奥にオーク。口に含むとクレオソートからのベーコン、リンゴ、梨、あと金属。スプーンをなめたような。
今日は生の木の香りを強く感じる。クリームっぽくもある。シェリー樽の影響かな。味はピリッとした刺激とリンゴや梨。後味にタバコの灰。
ピリッとした刺激がありつつもリンゴ風味でマイルド。ピートは強いが麦の香りもしてやっぱりなかなかいい。でもシェリー樽の感じはほとんどない。
最後の一杯になった。まあ悪くはなかったが、コリーヴレッカンの方が好きかな。もう少しシェリー樽の感じが強いとよかった。度数が高いのに味の構成はマイルドな感じなのでちょっと違和感があった。
個人的に大好きな蒸留所であるアードベッグからウーガダール。バーボン樽を中心にシェリー樽の原酒をヴァッティングしているそうだが、シェリー樽の風味はかなり控え目。アルコール度数は高めでパンチがありつつ、フルーティさと煙臭さが主張する。
おいしいんだけど、パンチが効いてるのが良ければコリーヴレッカンがあるし、マイルドなのが良ければアンオーがあるのでラインナップの中ではちょっと中途半端かなと思った。