ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

アードベッグ5年ウィービースティ

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アードベッグ5年ウィービースティ
5年熟成 47.4%
2020年8月購入
評価 ★★★★


●開栓時
香りはしょっぱいグレープフルーツ、麦、生の木少しクレオソート。口に含むと生の木、蜂蜜、煙。後味は蜜の甘さに煙と干物が続く。
アルコール度数は47.4%とスタンダードクラスとしてはやや高め。その割には飲みやすいっていうかちょっと薄い?もっと強烈でパワフルなやつかと思ってた。5年熟成だから若さがあるかと思ったがさほど感じない。まあ樽の感じは薄いけど。ちょっとだけシェリー樽の特徴を感じる。
後味は安定の煙臭いピートでアードベッグらしい。若いから悪いってもんじゃないね。ラガヴーリン8年より第一印象は良い。
梨の風味もある。フルーティさが出てきた。


●以下飲み終わるまで
香りはやはりグレープフルーツが主体でちょっと塩素。口に含むと薄めた蜂蜜、柑橘と塩気、麦。後味はやはり柑橘の甘さとほろ苦さ。ピートは強いけどそれほど目立たない。アードベッグのオフィシャルの中では比較的飲みやすい方かな。
後味が煙臭くなってきた!これよこれ!

香りはグレープフルーツ、香ばしい麦、煙。口に含むとやはりグレープフルーツ、蜜の甘さ、ちょっとだけ磯臭さ、あとバーベキューで焦げた肉みたいな。

香りはグレープフルーツと塩素っぽいピート、煙、少し梨。口に含むとピートの刺激とやはりグレープフルーツ、薄めた蜂蜜、香ばしい麦。後味は煙、焦げた肉。開けたてより味が複雑に感じられる気がする。最初は水っぽかったんだよなあ。
梨のような甘みが感じられる。

グレープフルーツとクレオソート、ちょっと塩素、潮と梨。開けたてより甘さが強く感じられる。梨とリンゴのような。

香りはグレープフルーツとほんのりオーク。口に含むとやはりグレープフルーツ、あと梨とシロップの甘さ、あと乾いた木と煙。後味はピートの刺激と灰。

プロモーションのイメージからもっと荒々しいのを想像していたが、割と飲みやすい。コリーヴレッカンの方がはるかにパンチがある。むしろ10年よりも飲みやすいんじゃないかな。

今日は松脂っぽさを感じる。相変わらず煙臭いピートはあるが、やはり飲みやすい。思ったほどパンチはない。(悪い意味ではない。)あとグレープフルーツと梨とシロップの甘さ。

ロックにしてみた。これまでストレートばかりだったので。潮っぽさと煙が強調される。その後ろに梨と柑橘。


アードベッグのラインナップに新しく追加されたボトル。5年という短期熟成だが若さはそれほど感じず、柑橘としょっぱさを感じる。
宣伝文句のイメージに反してけっこう飲みやすく、普通に美味しいアイラモルト。ただこういう系統の味ならもう少しフルーティな方が好みなので星は4つ。