ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ラフロイグ PXカスク

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ラフロイグ PXカスク
熟成年数表記なし 48%
2021年1月購入
評価 ★★★★★


●開栓時
唐突にラフロイグが飲みたくなって買ってしまった。少し変化球気味。香りはお約束の消毒薬、少しミント、濡れた木とナッツ。口に含むとまずブドウのような甘味が強く現れ、後からナッツと煙。後味は少し甘酸っぱさを感じつつ煙、塩昆布。甘味強めのマイルドなラフロイグ。これ美味いやつでは。
香りが甘酸っぱい感じになってきた。あと後味も甘い。かなり甘い。これがPXの影響か。


●以下飲み終わるまで
香りはアメリカンチェリーとナッツ、少しグレープフルーツ?口に含むと強いシロップの甘さ、ブドウ、生の木、やはり香ばしいナッツ。後味は煙と強めの甘さが続く。消毒薬風味は今日は控えめ。美味いわー。

香りはブドウの甘酸っぱさ、オーク、ナッツとチョコレートあと消毒薬と煙も当然のように。口に含むとシロップや蜜の甘さ、やはりナッツ、少しスッとするミントのような感じも。甘くて香ばしく、飲みやすい。ピートの香りは強いが口に入ればそれほど主張は強くない。
ちょっと前に飲んだスモークヘッドシェリーボムと似た感じかと思ってたんだよ。でも全然違った。これがペドロヒメネスの力か。

香りは煙とグレープフルーツ、アメリカンチェリー。口に含むとブドウというかレーズン、強い甘さ、ピートのピリピリした刺激。後味は濡れた木、煙と甘味が続く。美味いし1リットル入ってるからたっぷり飲めるし最高。

普段から同時に開ける本数は2,3本にしているのだが、それにしてもこればっかり飲んでいて減りが速い。ラフロイグのオフィシャルで外れを引いたことがない。

濃厚な甘さとピートの組み合わせは非常に好み。残り半分を切って少しクリームっぽさを感じるようになってきた。後味は安定のクレオソート

甘くて酸っぱい香り。なんだか梅干しのような。味は相変わらずの甘さとピート!そこそこ若いと思うんだけど濃い甘さで押し切られる感じで気にならない。後味のピートは今日は煙っぽいな。クレオソート感は少なめ。

ラフロイグなんだけどちょっとマイルド。香りはブドウと煙、生の木、少し消毒薬。ほんのちょっとだけ出汁っぽさもある。口に含むと濃いめの甘さと少し酸味、あと強めのピートの刺激。後味は消毒薬とほんのりオーク。わかりやすくシェリー樽強めのラフロイグだ。

残り2割ってところまできて少しマイルドになってきた印象。濃厚な甘さが少しおとなしくなり、香ばしい麦と生の木の香り。あと鼻から息を吐くと消毒薬風味が少々。まあうまい。

空いた。最初から最後まで強い甘さとピートで楽しめた、マイルドな変化球ラフロイグって感じ。ただし1リットルは多いかも。あと個人的な好みで言えば、同じ系統ならアンカンモアの方が一段上だったかな。


かなり甘いラフロイグ。ペドロヒメネス樽由来の甘さが非常に強いもののラフロイグらしさはちゃんとある。ラフロイグと言えば10年のバーボン樽風味のイメージが強いが、これはこれでちゃんと成り立っている。ラフロイグ好きな人にはオススメ。個人的には1リットルはちょっと多かったかな。