ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ラッセルズリザーブ10年

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ラッセルズリザーブ10年
10年熟成 45%
2020年1月購入
評価 ★★★


●開栓時
香りは香ばしい穀物っぽさと焦げたオーク、キャラメルポップコーン、あとちょっと甘酸っぱさ。味はメイプルシロップ、木の削りくず、樽のビターさというか渋味。後味は甘味と渋味。予想していたほど濃厚な感じではない。鉛筆みたいな香りもする。ワイルドターキー13年と似た方向性かと思ったが全然違う。
飲み進めると甘酸っぱさが強くなってきた。もっとバターっぽさが出てくると好みなんだが。
酔いが回ってきたらいい感じになってきたな。若干の粉っぽさも感じる。


●以下飲み終わるまで
ちょっとアルコール感が気になるなあ。特に後味。あとバーボンで10年熟成の割には樽が弱め。スコッチの10年に比べたら強いけど。全体的に味があっさりっていうか薄い。

香りはオークと少しドライな刺激。口に含むとポップコーン、メイプルシロップ、オークとほんの少し甘酸っぱい果物。後味は少しの苦味とシロップの甘味。開けたてより美味しい。
ワイルドターキー13年より若干ドライさとアルコール感が強い。これが2000円の価格差か?

アルコール感が気になるなあ。45%の加水でこれか。シングルバレルの方だったら飲みきれなかったかもしれない。

今日は比較的ポジティブな印象。生の木とほんのりバター、酸味のあるフルーツ。あとやっぱりちょっとアルコール感。味はともかく、香りがアルコールっぽくてもうちょっとなんとかならんのかというところ。

やっぱりアルコール感が気になるなあ。今日は特に強く感じる。もっと甘味とかオークの香りがしてくれてもいいんだけど。

ちょっと溶剤っぽさを感じる。アセトンっぽい。あとやっぱりアルコールの刺激がけっこうある。度数はそれほど高くないんだけどなあ。

あと少しで空いてしまうが、やはりアルコール感が気になる。甘さは控えめで樽由来と思われる渋味がある。あと微妙に溶剤っぽさ。


ワイルドターキーのラインナップの中では上位に位置する10年熟成のボトル。アルコール度数55%のシングルバレルもあるが、今回のボトルは45%仕様。
ワイルドターキー13年が非常に好みだったので買ってみたが、イメージとはちょっと違った。10年熟成のバーボンの割には樽の風味は控えめで、ドライな刺激とアルコールの香りが強い。このアルコール感が開栓時から飲み終わるまでずっと気になり、いまいちテンションが上がらなかった。