ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

キルホーマンスモールバッチNo.2 for Japan


キルホーマンスモールバッチNo.2 for Japan
熟成年数表記なし 50.1%
2023年2月購入
評価 ★★★★★★


●開栓時
香りはレモンと少しハチミツ、あとリンゴジャムと塩素っぽさのあるピート。味はやっぱりリンゴジャム。結構甘い。バーボン樽のフルーティなリンゴとは少し違う気がするのはカルヴァドス樽の効果だろうか。あともちろん柑橘とピートも。
カルヴァドスって多分飲んだことがないのだが、かなり甘いものなのかな?蒸留酒なんだから糖分は(樽熟成由来のもの以外は)入っていないはずだよね。その樽でなんでこんなに甘くなるのか。
ちなみに色はめっちゃ薄い。マキヤーベイより薄いかも。
カルヴァドス樽のせいか、口に入れた瞬間の甘さが心地よい。


●以下飲み終わるまで
やはりフルーティで甘いリンゴと柑橘。ちょっと杉の板。あとピート。割とガッツリ甘い。これは結構好きかもしれない。

針葉樹の板とレモンとリンゴジャム。香りには強めにピートを感じるけど口に含むとさほどでもない不思議。非常に好みの味。

ピートとフルーティな香りと割とガッツリ甘さもある。あと柑橘と灰とちょっと杉の板。

夕飯の時に舌を火傷したせいでちょっとピリピリ感じるが相変わらず美味い。はっきりした甘さがありつつ、少し塩素や干物っぽさを含むピートももちろんいる。シェリー樽の原酒も入っているみたいだけど正直ほとんどわからん。バーボン樽主体にカルヴァドス樽のアクセント。

今日は煮干しのような干物のような風味が強い。香りはフルーティだし甘さもある。あとほんの少しだけクローブ的なスパイス感も。これはかなり当たりなのでは。

これは美味い。干物や杉板みたいな香りのピート、リンゴジャム、あとバーボン樽のフルーティさも。色はかなり薄いんだけど結構樽の風味があるんだよなあ。

だいぶ少なくなってきた。今日は干物っぽい。オークの香りも強い。口に含んだ時に少し白ワインのような風味を感じる。今までなかったなあ。まあうまい。

もう空きそう。これはなかなか良かった。いつものバーボン樽風味に加えて濃いめの甘さ。前回のボトルよりずっと美味い。

ラストショット多すぎ問題。キルホーマンが空いた。これはうまかった。カルヴァドス樽って飲むの初めてだったし、バーボン樽メインの構成にアクセントとしてぴったり。


キルホーマンのスモールバッチ。バーボン樽熟成のキルホーマンに期待する味+カルヴァドス樽のリンゴジャムっぽさ。とても良かった。キルホーマン好きならぜひ。
ちなみにNo.1はそれほど好みではなかったので同じ系統だったらどうしようかと思っていたが、いい意味で裏切られた。