ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

インチマリン10年1st fillリムーザンオーク2011


インチマリン10年1st fillリムーザンオーク2011
熟成年数10年 64.2%
2023年1月購入
評価 ★★★★★


●開栓時
香りは甘酸っぱい木の実と鉛筆。味も甘酸っぱいけどキャラメル感が強い。あと家具。度数高くてアルコールのキツさも若干ある。香りと飲み始めはバーボンかと思うぐらい樽のエキス風味。
少し加水したら花の香り。味も少し甘さが感じられる。でもストレートのパンチも悪くない。


●以下飲み終わるまで
オークとニス、杏と少しオレンジ、バニラ。最後に少し麦。後味は杏っぽい酸味とジンジンする刺激が残る。これは開けたてより美味くなった。
でもやっぱりバーボンみがある。

相変わらず樽風味。あと杏とオレンジと少しバナナ。後味に渋み。やっぱり甘さ控えめのバーボンっぽ味だな。いやもちろんモルトっぽい風味もあるんだけど。

今日は加水で。甘酸っぱさが強調される。ただし樽はやはり強いので賑やかな味。好きか嫌いかで言ったらかなり好き。

開けてから時間が経って落ち着いてきたような気がする。サクランボとキャラメル、少しオレンジと花、樽強め。度数高くてパワーがある。
後味に渋みも少しあって全体的にバーボンっぽさがある。樽が効いてる。

なんだか最近こればっかり飲んでしまう。樽が効いててパンチがあって、甘酸っぱいフルーツもいる。度数が高いからなかなか減らないし、この値段ならなかなか良いのでは。

今日はバニラ強め。メイプルシロップ、胡桃、甘酸っぱいベリー。度数の高さは正義!ガツンとくるぜ。

フルーティでかなり樽が効いてる。1st fill limousin oakってことは新樽ではないってことなのかな。それにしてはバーボンかと思うぐらい樽のエキスが出まくりだが。あと度数の高さは正義。

空いた。なかなかよかった。ただインチマリンっぽさはあんまりよくわからなかった。樽強めの度数高めで主張が激しい。こういうの好み。バーボンかよっていう。


ロッホローモンド蒸留所のノンピートの銘柄、インチマリンのカスクストレングス。10年とは思えないほど樽が効いており、バーボンのようでもある。これってもしかして新樽なのかな。インチマリンっぽさは感じにくかったが、これはこれで美味しかった。