ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ラガヴーリン10年


ラガヴーリン10年
10年熟成 43%
2023年9月購入
評価 ★★★★★


●開栓時
香りに何故かマスカットを感じる。あと出汁っぽいピート。味はシロップのような甘さとリンゴ、煙、あと収斂味。うまい。バーボン樽っぽいけどそれだけでこの甘さにはならんだろ、と思ったらrejuvenated caskというのを使っているらしい。STRみたいなものかね。
8年と同系統の味かと思ったら全然違う。大変よろしい。


●以下飲み終わるまで
開けたてと印象は変わらない。シロップのようなはっきりした甘さと出汁風味漂うピート。あとリンゴ。何かに似てると思ったらキルホーマンのJapan small batch No.2だ。あっちの方が軽いし出汁風味はないけど。ピートもあっちの方が刺さる感じだった。

これはうまいかもしれない。若さもあるんだけど、けっこう樽が効いてる。ラガヴーリンっぽい出汁風味とピートに強めの甘さがある。

なんだか柑橘と胡椒の香り。昨日までと感じ方が違う。味はあまり変わった感じはせず甘さとリンゴ。後味はピートの刺激とすーっとする感じ。

甘味とピートのバランスが良好。若さはそれほど感じない。熟成年数の割に樽が効いているのはrejuvenated caskというやつの効果だろうか。

今日は激甘に感じる。あとミントのようなすーっとする感じも。あとはやはりリンゴた出汁風味とピート。これはもっと人気が出てもいいのでは。

これうまいなあ。少し若さもあるけど樽のパワーで目立たない。はっきりした甘さと出汁感のあるピート。うまい。

甘くて煙くてなかなか良い。リンゴと出汁とちょっと梨。シロップのような強めの甘さ。8年よりこっちの方が断然オススメ。16年は最近飲んでないけどどうなんだろう。

ピートの刺激もあるがかなり甘い。樽の影響なんだろうなあ。リンゴとか梨の甘さ、あとちょっと出汁とピート。ちょっと変化球のラガヴーリン。好きな方向性。

空いた。甘さとフルーティさと出汁と煙、みたいな。8年とはだいぶ方向性が違った。とても良い。結構樽が効いているのが驚きだった。


免税店向けらしいラガヴーリン。出汁っぽさを感じるピートはラガヴーリンっぽい。加えてかなり強めの甘さがある。rejuvenated caskなるものが影響していると思われる。味はオススメできる。値段についてもお買い得とまでは言わないが、値上がり著しい昨今のウイスキー市場では許せる範囲内。