ティーリング ブラックピッツ
熟成年数表記なし 46%
2022年4月購入
評価 ★★★★
●開栓時
香りはリンゴ、乾いた木。味はマスカットのシロップ漬け、やはりリンゴ、その後すぐ苦味。後味はブドウの甘みが残る。え、ヘビーピートなはずだよね。ちょっと焦げたような香りがするけど、想像してたのと違う。かなり甘い。
しばらく経つとちゃんとピートの香りもしてきた。が、ヘビーか？と言われると微妙。アイリッシュでピートっていうとカネマラなんですかね。
●以下飲み終わるまで
香りは柑橘が強い。あと少し焦げた感じとオーク。口に含むとシロップの甘さと香りと同様に柑橘、その後フルーティさが少し。さらにその後ピートの刺激。後味は柑橘とフルーティさが残る。ピートが強いか？アイリッシュらしいか？というとそうでもない。でもうまい。
甘い！ソーテルヌ樽を使っているらしいがその影響か。香りも少しワインっぽいような。これうまいな。ただピートはさほど強くない。ボウモア以下。ベンロマックより弱く感じる。
グレープフルーツの砂糖漬け、甘酸っぱい白ブドウ、胡椒のようなピートの刺激。後味にオークがふわっと香る。
花のような香りもある。
甘さと爽やかな柑橘、ちょっと苦味とピート。これいいねえ。
生の木の香りの後ピートと甘い果実。結構甘い。ポートシャーロットとかのワイン樽熟成のヴァッティングが好きな人にはいいかも。あそこまでピート強くないけど。というか普通にうまい。
バーボン樽熟成のアイラっぽい香りなんだけど、柑橘香よりフルーティな甘さが勝つ。トロッとした感じの強めの甘さ。
なんか今日は刺激を強く感じる。生の木っぽさも。生の木の感じってたぶんワイン（シェリー含む）みたいな低度数の酒が入っていた樽の香りなんじゃないかと思う。バーボン樽熟成のやつからあんまり感じたことがない気がする。
たぶん次でラストだな。トロッとした甘さとピートとフルーティさ。なかなかよかった。
なかなか良かったけど、もう少し柔らかさがあると良かったかなあ。シャープというか少し荒っぽさがあるような気がした。
ヘビーなピートのアイリッシュ…のはずなんだけど、さほどピートは強くないしアイリッシュなフルーティさも目立たない。
とはいえ美味しくないわけではない。ソーテルヌ樽由来と思われる強めの甘さと焦げっぽいピートの組み合わせはなかなかだった。ただ若い原酒が入っているのか若干荒さを感じたので★は４つ。
