タリスカー18年
18年熟成 45.8%
2021年9月購入
評価 ★★★★★★
●開栓時
香りは生の木、少しオレンジ、甘酸っぱさ、ほんの少しピート。口に含むとそれほど強くないピートの刺激、麦、シロップの甘さ、やはり少しオレンジ。後味は少し潮っぽさを感じるピート。思ったよりピートが穏やか。
潮っぽさ出てきた！なんか大昔に飲んだ10年のピートを弱くしたような感覚。昔の10年って今のやつほど荒っぽくなかったような記憶がある。
飲み込んだ後のピートがいい。苦手な植物系ではなく、煙たさが主体。煙と甘酸っぱさが混ざる。
ちょっと出汁風味も感じる。
●以下飲み終わるまで
大変良い。梅なようなプラムのような甘酸っぱさと煙っぽいピート、柑橘と少し干物。後味はピートのピリピリした刺激が残りつつ煙と酸味。
タリスカーってボトルで買ったことがあるのは10年だけだったんだけど、普段飲むならこっちの方がいいな。複雑な香りが良い。煙っぽいピートとプラムのような甘酸っぱさが特徴的。やっぱり10年は少し荒っぽいなあ。
飲んだ後鼻から息を吐くとブドウ。すっごくブドウ。シェリー樽の影響なんだろうけど、今までこんなに感じなかったぞ？
杏、オーク 、氷砂糖の甘さ、グレープフルーツ。後味にピートの煙と少し渋味。最高。
杏と麦とはっきりした甘さ、焦げたような煙のようなピート。後味にもピートの煙と刺激が残る。
特に言うことはない。うまい。割と煙っぽさが強いピートなんだよな。あと今日は少しだけ塩素っぽさもある。
今日はなんかサラミの匂いがする。相変わらず安定のうまさ。10年よりピートが大人しくて樽が効いているのと、杏っぽい甘酸っぱさがはっきり感じられる。
もう少しで空くところまで来てさらに良くなった気がする。焦げた様なピートと杏の様な甘酸っぱさに加え、フルーティさが増してきた。いつでも買えるオフィシャルでこのレベルが味わえるのはいい。昔のウイスキーの値段を知ってる身としてはもうちょっと安いとさらにいいけど。
もう少しでなくなってしまう。このボトルは初めてだったけど、なぜ今まで買わなかったんだという感じ。下手にボトラーズに手を出す必要性を感じない。煙と杏の甘酸っぱさ。
空いた。甘さとフルーティさと甘酸っぱさと煙たいピート。とてもよかった。今年買ったボトルの中ではトップ3に入るな。
世間での評価も高いタリスカーの18年。ちょっと記憶が曖昧だけど、恐らく初めて飲んだと思う。オフィシャル25年が美味かったので18年を買ってみた（流石に25年はボトルでは買わない）。25年ほど樽は効いてないが、杏っぽい甘酸っぱさと煙のようなピートが心地よい。こういうピートが好き。完成度が高く、ピートがどうしてもダメな人以外なら強くお勧めできる。
ちなみに写真のボトルか空なのは写真を撮るのを忘れてて捨てる直前に慌てて撮ったため。危なかった。
