グレンリベット14年コニャックカスクセレクション
14年熟成 40%
2021年7月購入
評価 ★★★★
●開栓時
香りは酸味のあるブドウ、生の木。少し花のような香りもある。味は甘酸っぱさが主体。というかコニャック樽の要素がわからん。シェリー樽っぽさはそこそこあるし、たぶんバーボン樽の原酒も入っているようには思うんだが。
15年と似ている。15年より酸味などのシェリー樽の要素が控えめな感じ。
あれ、なんかいい感じになってきたぞ。コクというか雑味?というか、あまり味わったことがない風味が出てきた。
●以下飲み終わるまで
なんだか今日は香りも味も感じにくい。疲れているせいかもしれない。蜂蜜の甘さとブドウの酸味、後味は渋味がある。
コニャックというよりシェリーの特徴しか感じない。どのへんがコニャック?
香りはハチミツ、ブドウ、リンゴ、ほんのりオーク。口に含むとシロップの甘さ、レーズン、プラム。なんかこう、発酵臭みたいなものがある。これがコニャック樽由来か?
香りは酸味のあるブドウとオーク、ちょっとリンゴやナシ。味はやっぱり酸味強めのブドウが主体だがその奥に謎の香り。発酵臭っぽいモワッとした感じ。後味はオークの香りとほんの少し渋味。開けたてよりだいぶ良くなった。
だいぶ美味いと感じるようになってはきたのだが、40%にしては若干刺激があるなあという印象。うまいけど。
ブドウの甘酸っぱさに加えて、今日はナッツのような香ばしさを感じる。後味は酸味が強めのブドウの香りが長く続く。
この独特のモワッとした発酵臭みたいなのがなかなか良いな。ブドウとリンゴもいる。
コニャックというよりシェリー樽風味が主体。ただブドウっぽい香りの奥にモワッとした発酵臭みたいなものが少しだけある。きっとこれがコニャック由来なんだと想像しているが、あんまり自信はない。総合的には割と好き。15年よりだいぶ良い。
若干飽きがくるな。もうちょっと複雑さがあってもいあなあ。
最後の一杯になって開けてから感じたことがなかった紅茶っぽさがある。なんだこれ。
紅茶というよりチョコみたいになってきた。
グレンリベットのレギュラー品にはないコニャックカスクでの熟成。コニャックの要素は正直なところよくわからなかったが、さっぱりめのシェリー系としては飲みやすくてそこそこいい感じ。ブドウの奥にいる発酵臭みたいのがコニャック由来なのか???
15年と傾向は似ているけど、あれより酸味が抑えめで好き。