レッドブレスト15年
15年熟成 46%
2021年2月購入
評価 ★★★
●開栓時
香りはアルコールの刺激が少々、オーク、梨、少しだけ草、あとほんのり焦げたような香りもある。口に含むと甘酸っぱいフルーツが少し、あとは樽由来と思われる渋味が強め。なんだか期待してたのと違う。12年とも21年とも違う感じ。
●以下飲み終わるまで
香りはアルコールの刺激を感じつつ穀物と酸っぱそうな感じ。味はシロップの甘味とオーク、あとアイリッシュらしいフルーティさ。後味はメイプルシロップと甘酸っぱさが残る。開けたての時は香りも味も弱くて外したかと思った。グラスを手で温めたらだいぶ良くなった。
香りはアルコールの刺激と少しバター、オーク。あとちょっとベリーというかアセトンみたいなバーボンでよくある香りもする。味はシロップの甘さ、アイリッシュによくある独特のフルーティさ、あとピリピリした刺激。後味は樽の渋みと甘さが続く。
12年の方がマイルドで樽も効いていたような気がするのは気のせいか？
開けたてのときよりオークの香りは感じやすいしアイリッシュなフルーティさもあるんだけど、ちょっと刺激がある。15年も寝ていた割にはトゲトゲしている。悪くはないんだけど。
悪くはないんだけど、15年という熟成年数ほどの熟成感がない気がする。バーで飲んだら2杯目はない感じ。
アイリッシュシングルポットスティルのレッドブレスト。バーで21年を飲み、美味しかったので12年をボトルで買い、今回さらに15年を買ってみた。ところが21年のようなビターさを伴う複雑な樽風味でもなく、12年のメイプルシロップ様の甘みでもない感じ。アイリッシュなフルーティさはあっても、やたら舌が刺激される感覚が気になってどうにも気分が乗らない。このボトルの出来が悪かっただけかもしれないが、素直に12年を買った方が幸せになれる気がする。
