ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ブルイックラディ アイラバーレイ2011

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ブルイックラディ アイラバーレイ2011
6年熟成 50%
2020年7月購入
評価 ★★


●開栓時
香りは塩昆布、百合の花、味は蜜の甘さと少しリンゴ、やはり塩昆布が少し。花の香りが良い。ピートはいない。後味は少しオーク。スワリングするとオークの香りが強くなった。
50%のアルコール度数は感じさせないなめらかさ。しかしこの昆布の風味はなんなんだ。
あと少しワックスというか蝋の香りもある。なんだか多彩というかまとまりがないというか、不思議な味。

●以下飲み終わるまで
どうもこのしょっぱさというか、海藻のような植物のような香りが苦手だ。クラシックラディと同じ方向性かと思っていたのだが。一本飲み切るの辛そう。

ハイボールで。酸味が強い。ノンピートなはずだがピートっぽい香りがするぞ。あと苦味が強い!正直なところイマイチ。
あとストレートで感じた昆布というか植物っぽさも健在。苦手系。

ロックにしてみた。ストレートよりは飲める。が、やはり苦手系。うっすらピートを感じるのは気のせいか?どーすんのこれ。

枯れかけた草の匂いがする。やはり苦手。

空いた。最後までこの昆布というか植物というかピートっぽいような香りに慣れず。試飲しておけばよかった。


アイラ島には珍しいノンピートの銘柄、ブルイックラディ。その中からアイラ産の大麦を使ったアイラバーレイを飲んでみた。個人的に苦手な枯れ草のような昆布のような風味があり、評価は低め。
熟成に白ワイン樽を使っているそうなのだが、もしかしてこの昆布のような風味ってワイン樽由来なのか。たまに白ワインでやたら木の香りが強いやつがあるけど、あれのクセを強くしたような感じのような気もする。好きな人はきっと好き。
いずれにしてもボトルは買う前に試飲するのが安全。今回は前に飲んだクラシックラディが好みだったので油断した。