ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ロイヤルブラックラ12年

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ロイヤルブラックラ12年
12年熟成 40%
2020年3月購入
評価 ★


●開栓時
香りはオレンジとちょっと草。味はすごくオレンジ。あと粉っぽさとほんの少しピート。これは苦手なやつかもしれない。
弱めのピートは苦手なんだよ。ノッカンドゥとかアバフェルディみたいなやつ。アイラは逆に好きなんだけど。
シェリー樽でフィニッシュしてあるらしいがシェリー感はどこ?っていう。枯れ草っぽさが強い。あとやっぱりオレンジ。好きな人がいるのは理解できる。


●以下飲み終わるまで
ロックにしてみた。気になる香りはだいぶ押さえられてなんとか飲める。が、うまいとは思えないなあ。この植物っぽいピートがどうしても苦手。あとやはりシェリー樽フィニッシュをうたっている割にはシェリー樽感が皆無。たぶんキルケランが好きな人は美味しく飲める。

昨日までほどピートが気にならない。香りはピートと麦、オレンジと紅茶?味はやはりオレンジ、あと渋味。飲み込んだあと鼻から息を吐くと枯れ草とハーブ。この香りは本当に苦手。でもまあ開けたてよりだいぶましかな?自分が慣れただけか。

香りはオレンジと草とピート。味はオレンジとフルーティな甘さ、あとちょっとオーク。後味は草っぽさとピート。樽の香りが突然感じられるようになってきた。好みではないけど、なんとか最後まで飲めるかも。この草っぽさがなければ楽しめるのだが。

気になる草っぽさは弱まり、重めのフルーティさと蜜の甘さ。後味はオークと蜜がそこそこ長く続く。好みではないが飲めなくはない。

最後の一杯になった。なんとか飲みきれた。草っぽさがなければ普通に楽しめたとは思う。良いところもあったが好みではなかった。これもまた経験である。


ノッカンドゥ、アバフェルディに続きまたやってしまった。フルーティさが主体のところに草っぽさを伴うピート。キルケラン12年をマイルドにして樽を強めにした感じ。個人的にとても苦手な系統の味で、リサーチ不足を痛感した。
好きな人は好きだと思うが当ブログの評価基準に則り★1つ。