ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

カリラ ディスティラーズエディション

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カリラ ディスティラーズエディション
12年熟成(2001-2013) 43%
2019年7月購入
評価 ★★★★


●開栓時
香りはグレープフルーツ、花、梅干し、ちょっと塩素とピート。味はやっぱりグレープフルーツ、オーク、薄めたハチミツ、ピートと土っぽい匂い。後味にちょっと渋味。12年はピートと渋味が強かったが、それよりはマイルド。
なぜか梅干しの香りがする。最初は杏かな?と思ったけど、梅。それも紫蘇入りの梅干し。


●以下飲み終わるまで
海藻の感じが強く出てる。でも甘さも強いし、ほんのりオークも感じる。あと塩素みたいな。

12年よりさっぱりした味わい。シェリー樽で後熟してあるはずなんだけど、それに由来するような香りはほとんど感じない。甘味、渋味、ピートの香りは12年の方が強い。

それほど主張は強くないが梅干しのような香りが特徴。これがモスカテルシェリー樽の効果なのかなあ。あとちょっとだけ塩素臭。

普通に美味しいけどそれほど心に響かないな。


カリラのディスティラーズエディション。モスカテルシェリー樽で後熟してある。が、それらしい感じは味、香りともにあまり感じられない。
普通に美味しいのでカリラ好きなら買ってもいいと思うが、そうでなければバーで一杯にしておいた方がよさそう。ボトルを買うなら値段的にも12年の方をオススメ。