ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ノッカンドゥ12年

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ノッカンドゥ12年
12年熟成 43%
2019年4月購入
評価 ★★


●開栓時
香りはオークとアルコール、あとちょっとピートなのかな?味はリンゴの蜜みたいな甘さと香ばしさみたいな。やっぱりちょっとピートが効いているのかな。後味にちょっとだけ草っぽさ。樽の感じは強くない。
ググるとナッツとかアーモンドの香りとか出てくるが、個人的にはシナモンかなあ。シナモンがかかったアップルパイみたいな。グレンリベット12年にちょっとだけピートを効かせた感じかな。悪くない。これはすごく好きな人がいるんじゃないだろうか。個人的にはそこそこ、って感じ。
あれ、なんかリンゴ感が強くなってきてうまい。ピートがアクセント程度の弱さでそこがいいのかも。


●以下飲み終わるまで
日を開けて飲んでみたら印象が変わった。後味のピートがフルーティさと調和したっていう感じ。まとまりがある。リンゴのあとに香ばしいスパイス。うまいじゃん。コストパフォーマンス高い。約4000円でこれはいいぞ。

やっぱりグレンリベット12年+ピートって感じ。あ、でもグレンリベット12年みたいな後味のバニラ感はない。代わりにピートの香ばしさ。

ノッカンドゥ12年、いいんだけどパンチが足りないな。最初のフルーティさの後が軽い。最後にピートのアクセントがあるのはいいんだけど、うーむ。

リンゴのあとに香ばしさがあるんだけど、個人的にはあまり好みじゃないなあ。甘さと弱めのピートの組み合わせって苦手。アイラぐらい強いと好きなんだけど。

ロックにしてみたが、当たり障りない感じになってしまった。どんどん飲めるけど。


比較的マイナーな部類に入る蒸留所、ノッカンドゥ。ネットの情報を見ると21年あたりは非常に評判が高い。が、初めての蒸留所なので安い12年で様子見。
味の特徴はリンゴのような果実風味と甘さ、後味の控えめなピート。
開けたては印象がよかったのだが、このピートが個人的にあまり好みでなかったのでだんだん飲むのが辛くなってきた。
全体的に軽くフルーティで、ピートが気にならないようなら美味しく飲めると思う。