ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

ポートシャーロット10年

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ポートシャーロット10年
10年熟成 50%
2019年4月購入
評価 ★★★★★


●開栓時
香りは柑橘、特にグレープフルーツと麦。その奥に控えめなピート。口に含むとリンゴのシロップ煮、グレープフルーツ、そのあとにピート。後味が香ばしい麦の感じ。記憶していた味よりピートが弱いのとかなり甘い。
カリラ12年と似た系統。カリラもかなりうまかったけどこれもすごくいい。カリラより麦の風味が強く、後味の渋味が少ない。グレープフルーツ風味とピートの感じは似てる。
麦の香りは前に飲んだクラシックラディと同じような感じ。さすが同じ蒸留所で作ってるだけのことはある。飲み進めると少し草っぽさと蝋みたいな香りも出てきた。これもクラシックラディと共通かな。


●以下飲み終わるまで
柑橘系の香りのあとに麦、蝋、ピート。ピートは煙っぽい感じだけど思ったよりソフト。

グレープフルーツと麦。あと濃いめのリンゴジュース。ピートは強いはずなんだけどそれほど主張しない。


ブルイックラディ蒸留所のピーテッドタイプのボトル。カリラ12年に似たグレープフルーツと煙にクラシックラディに通じる麦の香り。あとはリンゴの香りも。完成度が高い。カリラより後味の渋さが少なくスッキリした印象。
アルコール50%でけっこうガツンとくるし、これは割とおすすめできるかも。