キルケラン12年
12年熟成 46%
2019年10月購入
評価 ★
●開栓時
香りはグレープフルーツ、バニラ、思ったよりはっきりしたピート、そしてオーク。味はやはり柑橘だけどグレープフルーツというよりはオレンジ、あと濃いめのハチミツ、オークと塩気に通じるピート。
スプリングバンク10年をさわやかにして甘味を強くした感じ。安いのにうまい。コスパがいいという評判に納得。でも塩気はそんなに感じないんだけど。
個人的にイメージするスコッチの特徴をだいたい備えたウイスキーだな。シェリー感があれば完璧だったが、それはそれとしてうまい。飲んだあと息をはくと超いい香り。
時間がたつとリンゴみたいなフルーティさも出てきた！ よく味わってみるとしょっぱいかも。飲み終わったグラスと口の中の香りが。
もしかしてキルケランのピートもダメかも？なんか若干気になるようになってきた。
●以下飲み終わるまで
やっぱり厳しい。ストレートだと辛いのでロックにしてみたがあんまり変わらず。しばらく封印かな。
ダメなのは妙な植物っぽさかな。枯れ草のような。もしかしてこれもピート由来？あとネット上のレビューでリコリスっていうのがあってなんかわかる気がする。ルートビアみたいな。
ハイボールにしてみた。苦いルートビアみたいな感じ。ストレートよりは飲みやすいかな。
数少ないキャンベルタウンの蒸留所、グレンガイル蒸留所よりキルケラン12年。開けたてはうまいと感じたが、徐々にピートと干し草感が気になって辛くなった。
アルコールの刺激はあまりなくバーで一杯ならおいしく飲めたと思うし、好きな人がいるのは理解できる味。当ブログの評価基準に則り★ひとつ。
