ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

グレンアラヒー12年

f:id:hebewhisky:20190921111115j:plain

グレンアラヒー12年
12年熟成 46%
2018年10月購入
評価 ★★★


●開栓時
香りはアルコール強め。味はぶどう、バター、キャラメルって感じ。あと樽。洋菓子っぽい味だな。なかなかいい。時間がたつと香りもぶどうっぽい感じになってきた。
さらに時間がたつと樽の感じを強く感じるようになってきた。華やかな香り。あとやっぱりバターとかキャラメル。


●以下飲み終わるまで
レーズンとリンゴなんかのドライフルーツ、蜜の甘さ、キャラメル、後味にグレープフルーツと少しピリピリした刺激。開けたときに感じたバター風味はどこへいった。グレングラント12年と味の系統は同じだな。こっちの方がキャラメルみたいな香ばしさとコクがあるけど。この後味の苦味というかえぐみみたいなのはシェリー樽由来かな。やっぱりレーズン、リンゴ、キャラメルだな。うまい。

加水はいまいち。キャラメルっぽい香りが弱くなってバランスが崩れる。後味に若干スパイスっぽさがあることに気づいたが。

開き直ってハイボールにしてみたが、やっぱダメだ。酸味とえぐみが強調されて目も当てらんない。

開けた当初に感じたバターやキャラメルの風味が日に日に薄まっている気がする。慣れたからか?

樽の木の香りはするが、アルコールの刺激をやや強く感じる。もうちょっと複雑さが欲しいなあ。

バターとキャラメルの感じはほぼ消えてしまった。残ったのは樽の香りと少々のえぐみ。不味いとはいわないがビミョー。

あーダメだ。飽きた。まだ1/3ぐらい残ってるのでなんとか飲みきりましょう。
加水をもう一度試してみたが、やっぱダメだ。酸味とえぐみが残る。


飲みきるまでの味の変化が(悪い意味で)大きかったのが印象に残っているボトル。開栓時に感じたバターやキャラメルの風味が日に日に薄くなっていき、アルコールの刺激と苦味が残った。他にシェリー樽っぽいドライフルーツの香りもあったが、アルコール感に負けてしまった。