ボトル一本飲みウイスキーレビュー

スコッチを中心にバーボン、アイリッシュ、たまにラムも

アードベッグ アンオー

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アードベッグ アンオー
年数表記なし 46.6%
2019年3月購入
評価 ★★★★★★


●開栓時
香りはクレオソートからの果物みたいな甘酸っぱさ、それに生の木の感じが少しある。あとシェリー樽っぽいレーズン的な香り。口に含むとグレープフルーツ、梨、シロップの甘さ、生の木。飲み込んだあと鼻から息をはくとピートの煙。アードベッグTENとカリラ12年の良いとこ取りって感じ。
飲み進めると後味がアードベッグっぽくなってきた!煙!
バーボン樽の感じはそれほどない。あと甘さが濃厚。やっぱりグレープフルーツとシロップだ。


●以下飲み終わるまで
クレオソートと柑橘、特にやっぱりグレープフルーツかな。あと甘味も強い。

さらに飲み進めると徐々に麦の香りも感じるようになってきた。素晴らしい。

甘さ、ピート、柑橘なと主張が強い香りが混在しているがバランスがとれている。複雑な味と香りで飽きない。


最近レギュラーラインナップに加わったオフィシャルボトル。他のオフィシャルボトルに比べて恐らくシェリー樽熟成の原酒が多め。ラガヴーリンのディスティラーズエディションが非常に好みだったのだが、味の方向性としては似ている。強いピートにシェリー樽っぽさが合わさり、なんとも複雑で中毒性がある味わい。
まあ強いて言うならバーボン樽っぽいバニラ風味があるともっとよかった。アードベッグといえばバーボン樽のイメージが強いので。